軽貨物業務委託ドライバーは、運転免許証があれば誰でも独立して個人事業主として事業を始めることができるため、これから挑戦してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
本記事ではこれから軽貨物ドライバーを始めたいと考えている方向けに、軽貨物業務委託ドライバーの実態を本音で解説します!
軽貨物業務委託ドライバーの実態を本音で解説
軽貨物業務委託ドライバーの実態を本音で伝えると、「結論稼げる人は稼げるし、稼げない人は稼げない。」「働き方を良くできる人は良くできるし、悪くなってしまう人は悪くなってしまう」というのが本音です。
なぜかというと、軽貨物業務委託ドライバーはその名の通り業務委託契約なので、皆平等なわけではないです。
全て自分でコントロールして、稼ぎや業務量を変えることができるため、比較することができないです。
1つだけ間違いなくいえることは、軽貨物業務委託ドライバーの実態として仕事量に対して見合った対価を受け取ることができる仕事ではあるということです。
軽貨物業界の配達取り扱い個数は右肩あがり
軽貨物業界は、Amazonや楽天などといった昨今のEC物流が急拡大している影響もあって、年々宅配便の取り扱い個数は右肩あがりで推移しております。
国土交通省が発表している2021年データによると、7年連続宅配便の取り扱い個数は上昇しており、 2021年度の取り扱い数は約49.5億個にのぼっています。
また2024年以降、トラックドライバーの長時間労働に対する労働時間削減を目的とした働き方改革が起こってくるため、より軽貨物ドライバーの仕事は増えてくると言われています。
そのため業界としては成長段階にまだまだあり、働いた分に対して適正な成果を受け取ることはできます。
それでは、次に下記の2点に関しての実態を解説します。
- 軽貨物ドライバーの実態(報酬編)
- 軽貨物ドライバーの実態(働き方編)
軽貨物ドライバーの実態(報酬編)
本記事では軽貨物ドライバーの働き方として最も多い下記の2種類のタイプのそれぞれの報酬額の実態を説明します。
- 軽貨物委託会社の報酬の実態
- 軽貨物マッチングプラットフォームサービスの報酬実態
軽貨物委託会社の報酬の実態
軽貨物委託会社で働く場合の基本的な報酬実態としては、1ヶ月あたり30万円~40万円程度です。(週5勤務、2日休み)
また中には、安定的に毎月80万円以上稼ぐ人もいます。
何よりのメリットとしては、基本的に仕事があるので安定します。
報酬体系のイメージは下記です。
- 社建て(しゃだて):1日あたりいくら払うという契約
- 個建て(こだて):1個配達完了するごとに報酬が加算されていく契約
社建て契約の場合、良くても1日18,000円とかですが、個建て契約の場合慣れている方(効率よく配達をして行ける方)だと、1日で30,000円以上稼ぐときがあります。
月50万円以上稼げる人は、基本的に個建てで稼ぐ人になります。
軽貨物委託会社の手数料について
軽貨物委託会社と契約している場合は、売上から基本15%の手数料が差し引かれます。
会社によっては、10%の会社があったりしますが、その他の部分で費用が発生したりする場合もあるので、しっかり契約する前に確認しましょう。
基本的に15%以上の手数料をとっている委託会社と契約している場合は、他のサポート面や働く環境に満足していなければ、委託会社を変更したほうがよいかもしれないです。
軽貨物マッチングプラットフォームサービスの報酬実態
軽貨物マッチングプラットフォームサービスとは、軽貨物専門でいうとAmazonフレックスやPick goといったサービスのことを指します。
また軽貨物専門ではないですが、昨今はウーバーイーツや出前館といったフードデリバリーサービスをメインでやられている方も多いです。
実際の報酬についてですが、こちらも1ヶ月あたり30万円~40万円程度です。(週5勤務、2日休み)
時期などにもよりますが、稼ぐ人で100万円以上稼ぐ人もいます。
しかし、閑散期や最近ではフードデリバリーサービスの需要が落ち込み始めたりと、稼げなくなってきている声もあり、軽貨物委託会社契約より安定しにくい面もあります。
軽貨物ドライバーの実態(働き方編)
働き方に関しても下記の2種類のタイプごとに説明します。
- 軽貨物委託会社の働き方の実態
- 軽貨物マッチングプラットフォームサービスの働き方の実態
軽貨物委託会社の働き方の実態
軽貨物委託会社で働く場合は、基本的に自分の受け持った仕事は最後までやり切る必要があります。
これは軽貨物に限ったことではないですが、仕事をやりたくない日でも自分の仕事はやらなければなりません。
そのため、自分の仕事がしたい好きなタイミングで働くことができるというわけではないです。
しかし委託会社に、仕事を減らしたい場合、増やしたい場合に希望を出すことはできるので、調整することは、もちろん可能です。
また委託会社に所属することで、先輩のドライバーや委託会社の人からのアドバイスやサポートを受けることができます。
初心者の方は委託会社で経験を積むほうが間違いなく安心して、成長することができます。
軽貨物マッチングプラットフォームサービスの働き方の実態
軽貨物マッチングプラットフォームサービスで働く場合は、委託会社で働く場合と違って、完全自由に好きなときに仕事を始めることができて、好きな時にやめることができます。
そのため、働き方に関してはストレスがかからず働くことができそうです。
しかし、その反面サポート体制は期待できず、失敗すると即アカウントが停止になってしまうリスクがあります。
初心者ドライバーが、Amazonフレックスをいきなり始めて、無理な量の配達を任されてしまい、遅配、未配の嵐になってしまって、アカウント停止にすぐなってしまうという話はよくあります。
自由を手に入れるためには、全て自分の責任でリスク管理をしていかなければならないということです。
まとめ
本記事では軽貨物業務委託ドライバーの実態に関して、自分の本音も踏まえて解説しました。
委託会社に所属するか、マッチングプラットフォームサービスを活用して個人で頑張るかによっても、報酬面や働き方が変わってきます。
また本当に人それぞれなので、自分が何を大事にしたいかを考えて、自分にあったスタイルを確立していくことが一番です。
最期まで御覧いただきありがとうございました。
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